vol.29
皆さんこんにちは!3代目あっちゃん社長です!
家づくりやリフォームをするうえで大きなポイントになるのが「内装の色決め」。壁や床、天井、それに合わせる家具やカーテンなど、色選びひとつでお部屋の雰囲気はガラッと変わりますよね。しかし「どの色を選べば失敗しないの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、内装の色を決める際に役立つポイントをご紹介していきます!
1. ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーを意識する
内装の色を考えるときは、色の配分を意識すると選びやすくなります。
- ベースカラー(約70%):壁や天井といった大きな面積を占める色。ホワイトやベージュ、グレーなどの淡い色が定番です。
- アソートカラー(約25%):床や家具などの主要部分に使う色。ベースカラーと調和するような落ち着いた色味がおすすめです。
- アクセントカラー(約5%):クッションや小物、一部の壁などに取り入れる差し色。部屋の雰囲気を引き締めたり華やかにする効果があります。
この3つのバランスを意識しながら色を選ぶと、全体的にまとまりが生まれます。
2. 部屋の用途とイメージに合わせる
お部屋の目的や使い方に合わせて色を選ぶと、より快適で雰囲気のある空間になります。
- リビング:家族が集まる場所なので、リラックスできるナチュラルカラーや暖色系が人気。明るいベージュや柔らかいグリーンで落ち着きを演出するのもおすすめです。
- 寝室:ゆったり休みたい場所なので、深めのブルーやグレーなどの落ち着いたトーンが◎。あまり派手な色よりも心が落ち着く色合いを選びましょう。
- キッチン・ダイニング:食欲が湧くような暖色系もいいですし、清潔感のあるホワイトやパステルカラーなども根強い人気があります。
- 子ども部屋:元気な印象を与える明るい色が好まれますが、あまりにビビッドすぎると刺激が強いことも。アクセントにビビッドカラーを使い、その他の面は落ち着いた色にするなど、バランスをとると良いでしょう。
3. サンプルやテスターを活用してイメージを具体化
色の印象は、実際の明るさや広さ、照明の色温度によっても変わります。
- カラーサンプルを取り寄せる:壁紙メーカーのカタログやペイント用のサンプルを見て、光の当たり方でどう変化するか確かめましょう。
- ペイントの試し塗り:ペンキを使う場合、試し塗り用の少量テスターを壁の一部に塗ってみると、仕上がりイメージが掴みやすくなります。
- 時間帯でチェック:昼間の自然光と夜間の照明下では、同じ色でも全く違う見え方になることもあります。可能であれば複数の時間帯でチェックするのがおすすめ。
4. 色味だけでなく“質感”にも注目
内装材の質感によって、色の見え方や部屋の印象は変わります。
- マット仕上げ:落ち着いた雰囲気を出しやすく、光の反射が少ないため色が沈着するイメージになります。
- ツヤ仕上げ:明るく、光が反射して艶やかに見えるため、モダンな印象を演出しやすいです。
- 木目や石目調:ナチュラル感や高級感を出すのに最適。木の柔らかな風合いを活かすか、クールな石目調でシックにまとめるかで印象はガラッと変わります。
5. 迷ったらプロに相談を
色選びは、正解が一つだけというわけではなく、お好みや生活スタイルによって様々。だからこそ迷うことも多いかと思います。そんなときは、プロの目線で「部屋の明るさや広さ」「住む人のライフスタイル」に合わせたベストな配色を提案してもらうのがおすすめです。
まとめ
内装の色は、ただキレイというだけでなく、部屋の機能や暮らしやすさに大きく影響します。ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーのバランスを意識しながら、お部屋の用途やご家族の好みに合わせてじっくり選んでみてください。きっと満足のいく空間が完成しますよ!
色決めやリフォームについて、もっと詳しく相談したい!という方は、ぜひ下記リンクからお気軽にお問い合わせください。