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冬の火災に要注意!住宅の防火対策を見直そう

vol.34

皆さんこんにちは!3代目あっちゃん社長です!

寒い冬は暖房を使う機会が増えますが、その分火災のリスクも高まる季節です。特に、空気が乾燥する冬場は、ちょっとした不注意が大きな火事につながることも…。

「うちは大丈夫!」と思っていても、意外なところに火災の危険が潜んでいることもあります。今回は、冬に起こりやすい火災の原因と、住宅の防火対策を見直すポイントについて解説します!


冬に火災が増える原因とは?

総務省消防庁のデータによると、冬は1年の中で最も火災が発生しやすい季節です。その主な原因を見ていきましょう!

① 暖房器具の使用増加

冬になると、ストーブやヒーター、こたつなどを使う家庭が多くなります。しかし、これらの暖房器具を間違った使い方をすると火災の原因になります。

🔥 ストーブの近くに洗濯物や布団を置いていませんか?
🔥 電気ヒーターのコードが劣化していませんか?
🔥 こたつのコードが折れ曲がったままになっていませんか?

特に、ストーブの引火や、電気ヒーターのコードの劣化による発火には注意が必要です!


② コンセントや電気機器のトラブル

冬場は、電気毛布・ホットカーペット・こたつ・電気ストーブなどを同時に使うことが多くなりますよね。しかし、これによってコンセントが過熱し、発火するケースが増えます。

タコ足配線になっていませんか?
プラグのホコリを掃除していますか?(トラッキング火災)
電源コードを無理に折り曲げていませんか?

コンセントまわりのチェックは、定期的に行いましょう!


③ 乾燥による火の広がり

冬は湿度が低く、空気が乾燥しているため、ひとたび火がつくと一気に燃え広がるリスクが高まります。特に、紙・布・木材などの燃えやすいものが多い家では、火の回りが早くなるので注意が必要です。

💨 加湿器を活用して室内の湿度を適度に保つ(40~60%)
💨 カーテンやソファの近くでタバコを吸わない
💨 火の元のそばに可燃物を置かない

「ちょっとしたこと」が火災の被害を大きくするので、日頃からの対策が重要です!


冬の火災を防ぐための住宅の防火対策!

では、具体的にどのような対策をすればいいのか、防火対策のポイントを見ていきましょう!

① 火災警報器の設置&点検をしよう!

現在、多くの住宅には火災警報器の設置が義務付けられています。しかし、設置しているだけではダメ!定期的な点検が必要です。

火災警報器の電池切れをチェックする(寿命は約10年)
キッチンや寝室、階段にも設置する
煙がこもりやすい場所に設置する(天井 or 壁の高い位置)

いざという時に動作しないと意味がないので、テストボタンを押して音が鳴るか確認しましょう!


② 消火器を備えておこう!

家庭用の消火器を用意しておくと、万が一の時に初期消火が可能です。

🏠 設置しておきたい場所
キッチン(油火災対策)
リビング(暖房器具の火災対策)
ガレージや物置(火の気がある場所)

消火器には使用期限があるので、5年~10年に1回は交換しましょう!


③ 耐火建材を活用する!

家の壁や天井、床に耐火性の高い素材を使うことで、火災の延焼を防ぐことができます。

🔥 耐火ボードや防火壁の導入
🔥 難燃性のクロス(壁紙)を選ぶ
🔥 キッチン周りには耐熱タイルを使う

特にリフォームを考えている方は、防火性能の高い建材を選ぶことで、家の安全性をアップできます!


④ 電気まわりの安全点検をする!

電気火災を防ぐために、定期的にコンセントや配線をチェックしましょう!

コンセントにホコリが溜まっていないか?(トラッキング火災防止)
古い電源コードを使い続けていないか?(断線していないか)
ブレーカーが頻繁に落ちる場合は電気使用量を見直す

また、電気設備の老朽化による火災も増えているため、築年数が経っている家は電気配線の見直しも検討してみてください!


まとめ

冬は火災が発生しやすい季節ですが、事前の対策で火災を未然に防ぐことができます!

ストーブやヒーターの使い方を見直す
コンセントや電気コードの安全確認をする
消火器や火災警報器を準備&点検する
防火性能の高い建材や設備を取り入れる

「うちは大丈夫!」と思っていても、いざという時のために防火対策をしっかりと見直しましょう!

「住宅の防火対策を強化したい」「火災に強い家づくりをしたい」とお考えの方は、ぜひご相談ください!

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