家の豆知識

vol.168 ヒートショックを防ぐ!浴室・脱衣所の寒さ対策3選

皆さんこんにちは!3代目あっちゃん社長です!

今日は冬場に特に多い「ヒートショック」についてお話しします。
お風呂での事故は、実は交通事故よりも多いと言われています。
その原因のひとつが、このヒートショックなんです。


ヒートショックとは?

ヒートショックとは、急激な温度差によって血圧が大きく変動し、
心臓や血管に負担がかかる現象のことをいいます。

寒い脱衣所で服を脱いで冷え切った体を、
熱いお風呂に急に入れることで血圧が急上昇。
その結果、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすことがあるのです。

特に高齢の方に多く、冬の住宅内で起こる“見えないリスク”です。


対策① 暖房を設置して温度差をなくす

もっとも効果的なのは、脱衣所や浴室に暖房設備を設けることです。

浴室暖房乾燥機や脱衣所用の壁掛けヒーターなどを取り入れると、
入浴前から室温を上げておけるので安心です。

最近では、電気代の負担を抑えた省エネタイプも多く、
リフォームの際に取り入れる方が増えています。


対策② 窓の断熱リフォームで冷気をカット

冬場の浴室が冷える原因の多くは「窓」からの冷気です。
既存の窓の内側にもう一枚窓を付ける「内窓(二重窓)」なら、
外気の冷たさを遮り、暖房効果を長持ちさせてくれます。

結露対策にもなるので、一石二鳥のリフォームです。


対策③ 床や壁のリフォームで体感温度アップ

浴室の床が冷たいと、体全体が冷えてしまいます。
断熱性のある浴室パネルや、冷たく感じにくい床材へリフォームすることで、
足元からの冷えを軽減できます。

最近のユニットバスは断熱仕様が標準になっており、
工事も1〜2日で完了するケースが多いです。


まとめ

ヒートショックは「冬の寒さ」が引き金となる、命に関わる問題です。
しかし、住宅の工夫やリフォームでそのリスクを大きく減らすことができます。

家族が安心してお風呂に入れるよう、
この冬は“浴室の温度差対策”を考えてみませんか?


暖かくて安全なお風呂空間をつくるリフォームのご相談は、
こちらからお気軽にお問い合わせください。

リフォームのご相談

関連記事