皆さんこんにちは!3代目あっちゃん社長です!
今回は、意外と知られていない
「耐震診断って何するの?今知っておきたいチェック内容」
について分かりやすくお話しします。
■ 「耐震診断」は家の健康診断みたいなもの
耐震診断とは、
地震が来たときに建物がどれくらい耐えられるかを調べる検査 のこと。
「ウチはまだ大丈夫やろ…」
「見た感じ大きな傷みもないし…」
そんな声もよく聞きますが、
外から見えない部分こそ、建物の強さに大きく関わっているんです。
特に、
・築20年以上
・1981年(昭和56年)以前の建物
・増築を繰り返した家
・ひび割れや建具の歪みがある家
こんなご家庭は、一度点検する価値があります。
■ 耐震診断でチェックする主なポイント
● ① 基礎の状態
ひび割れ、欠け、鉄筋の露出がないか。
基礎は家全体を支える大黒柱。ここが弱ると家全体が弱くなります。
● ② 壁の配置バランス
家は「壁の量」と「バランス」で強さが決まります。
耐力壁が偏っていると、地震で“ねじれるような力”がかかり危険。
● ③ 接合部(筋交いや金物)の状態
壁の中にある筋交いや金物が
しっかり固定されているか、錆びていないかを確認します。
地震の揺れに耐えるための骨組み部分です。
● ④ 屋根の重さ
瓦屋根などは重く、地震時に大きく揺れます。
耐震性を向上させるなら屋根の軽量化が効果的なことも。
● ⑤ 床下・小屋裏の状態
湿気や腐食、シロアリ被害の有無など。
見えないところが傷んでいると、家の強度は大きく低下します。
■ 診断の結果、必要になる対策は?
耐震診断の結果は「総合点」として分かりやすく示され、
必要に応じて次のような対策をご提案します。
・筋交いや耐力壁の追加
・金物の補強
・基礎の補修
・屋根の軽量化
・床下・壁内の腐食部分の修繕
・シロアリ対策
大がかりな工事になることもありますが、
部分補強だけでも強さが一気に上がるケースも多い です!
■ いつ診断を受けるべき?
✓ 築20年以上
✓ 家が揺れやすいと感じる
✓ 外壁に大きなヒビがある
✓ 建具(ドア・窓)の開け閉めがしにくい
✓ 増改築やリフォームをした
✓ 家族の安全を考えたときに不安がある
上記に当てはまる場合は、
まず診断だけでも受けておくと安心です。
「うちの家、地震のとき大丈夫かな?」
そんな不安が少しでもあれば、お気軽に相談してくださいね!
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