皆さんこんにちは!3代目あっちゃん社長です!
今日は冬になると急増する住まいのお悩み、
「冬に増える“カビ・ダニ”の意外な発生要因と、年末までの対策」
についてお話しします。
「冬は湿気が少ないからカビは安心でしょ?」
と思われがちですが、実は冬こそカビ・ダニが増えやすい季節。
香芝市のお客様からも、毎年12月〜2月にかけて
「押し入れのカビがひどい」
「窓際のカビが取れない」
「布団が湿っぽい」
などの相談が非常に多くなります。
今日はその意外な原因と、年末までにできる対策を分かりやすくまとめます!
■ 冬なのになぜ“カビ・ダニ”が増えるの?
● ① 暖房で“部屋の湿度”が上がる
暖房をつけると、外と室内の温度差が大きくなります。
温度が上がると「空気中に含める水分量」も増えるため、
加湿器を使っていなくても湿度が上がりやすくなります。
● ② 結露が発生 → カビの温床に
冬の窓が“びちゃびちゃ”になるのは、
室内外の温度差が大きい証拠。
窓まわり・サッシ・カーテンの裏側は、
カビが最も繁殖しやすい環境になります。
● ③ 服や布団の“乾きが悪い”
外干しができず、部屋干しが増える冬。
湿度がこもり、ダニの大好物である“布製品”に湿気が溜まりやすくなります。
● ④ 換気が減る(寒いから窓を開けない)
冬はどうしても窓を閉めっぱなし。
人の呼吸や料理の蒸気がこもり、湿度が上がり続けます。
● ⑤ 押し入れ・クローゼットの風通しが最悪になる
冬物の衣類や布団でパンパンになり、
湿気が逃げずに“カビが発生しやすい”条件がそろいます。
■ 【場所別】冬に特にカビ・ダニが増えるポイント
● 窓まわり
→ 結露が原因。カーテン裏やサッシの角に大量発生しやすい。
● 押し入れ・クローゼット
→ 布団・衣類が湿気を吸ってカビ発生の温床に。
● ベッド・布団
→ 人間の汗と湿気で一番ダニが増える場所。
● 洗面所・脱衣所
→ 暖房後の湿気+換気不足でカビが急増。
■ 年末までにできる“冬のカビ・ダニ対策10選”
● ① 結露は“朝すぐに拭く”
夜に溜まった結露を放置すると、
カビが爆発的に増えます。
● ② カーテンを定期的に洗う
冬はカーテン裏にカビが出やすい場所。
年末の大掃除と一緒に洗濯がおすすめ。
● ③ 押し入れやクローゼットを“隙間を空けて収納”
パンパンに詰めるのが一番危険。
空気の流れを作るだけで大きく違います。
● ④ 布団は天日干し or 布団乾燥機
冬はダニが減ると言われがちですが、
“湿気があると普通に増えます”。
● ⑤ 部屋干しはサーキュレーター併用
洗濯物の湿気が部屋に残らないように空気を動かすのが大事。
● ⑥ 換気扇は“常時運転”
トイレ・浴室・キッチンの換気扇は、
冬こそ止めずに回すのがおすすめ。
● ⑦ エアコンの風向きを“上向き”に
空気が回り、湿気が部屋に溜まりにくくなります。
● ⑧ 除湿機の活用
冬でも除湿機は効果抜群。
特に寝室・脱衣所・洗面所はおすすめ。
● ⑨ 窓の断熱対策(内窓・断熱シート)
結露を抑えるだけでカビの発生源が大幅に減ります。
● ⑩ 押し入れの中に“すのこ”を敷く
布団の下に湿気が溜まりやすいので、
空気が通るだけでカビが半減します。
■ 住まいの根本対策としておすすめの工事
● ① 内窓(インナーサッシ)
結露減少に最も効果的。
冬のカビ対策としても人気No.1です。
● ② 断熱リフォーム(壁・床・天井)
家全体の温度差が減るため、結露が起きにくくなります。
● ③ 換気設備の交換
古い換気扇は“ほぼ吸えていない”ことも。
年末に点検される方が多い場所です。
● ④ 浴室・洗面所の暖房設備追加
温度差をなくすことで湿気が溜まりにくくなります。
■ まとめ:冬のカビ・ダニは“気温より湿気”が原因!
冬は乾燥しているようで、
実は“家の中は湿気だらけ”になりやすい季節。
でも、
・結露対策
・換気
・収納の見直し
・除湿
これらを組み合わせるだけで、
冬のカビ・ダニはしっかり防げます。
「窓の結露がひどい…」
「押し入れやカーテンのカビが気になる」
「湿気の多い家を改善したい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください!
現地の状況を確認し、最適な改善方法をご提案いたします。
👉 冬のカビ・湿気対策のご相談はこちら