皆さんこんにちは!3代目あっちゃん社長です!
冬は一年の中で“住まいの弱点”がもっとも表に出やすい季節です。
寒さや乾燥、結露、凍結など、気温が下がることで起きるトラブルは意外と多く、
放っておくと 家の寿命を縮めてしまう原因にもなります。
そこで今日は、
「冬に必ずチェックしておきたい10項目」を
工務店目線で分かりやすくまとめました。
年末のお家チェックとして、ぜひご活用ください。
❄️ 冬の10大メンテナンスチェックリスト
① 給湯器の“異音・エラー表示”
冬は給湯器に最も負担がかかります。
・お湯の出が遅い
・ゴーという音がする
・エラー番号がたまに出る
これらは 故障の予兆。
10年以上使っている場合は点検をおすすめします。
② 窓まわりの“結露量”
結露はカビの原因だけでなく、
サッシや木枠の腐朽につながることもあります。
●対策
・朝イチで窓を開けて換気
・サーキュレーターで空気を回す
・断熱シートを貼る(効果大)
③ 玄関ドアの“パッキンの劣化”
冬になると玄関からの冷気が強くなり、
「ドアが閉まりにくい」「隙間風がある」ケースが増えます。
→ パッキン(ゴム)が硬化している可能性大。
交換だけでも暖かさがかなり変わります。
④ 屋根の“浮き・割れ”
冬は日中と夜で温度差が大きく、
瓦や屋根材が膨張・収縮を繰り返すため、
ヒビ割れが進行しやすい時期です。
→ 軒先から見える範囲だけでもOK!
異常があればプロに点検依頼を。
⑤ 外壁の“細かなヒビ(ヘアクラック)”
幅0.3mm以下のヒビでも放置すると雨水が侵入し、
内部の断熱材や柱が劣化します。
冬の乾燥時期はヒビが見つけやすいので、
年末チェックに最適です。
⑥ コーキング(目地)の“硬化・割れ”
サイディング住宅では最重要ポイント。
冬はコーキングが特に硬化しやすく、
気付けば“パックリ割れ”になっていることも。
→ 放置すると雨漏りの原因に。
⑦ 床下の“湿気・カビ臭”
寒くなると床が冷えるのは当然ですが、
・カビ臭がする
・床がフワッとする
などは床下トラブルのサイン。
→ シロアリの予兆の場合もあるので注意。
⑧ 雨樋の“詰まり・外れ”
落ち葉、強風によるズレ、氷結などで、
冬は雨樋トラブルが多発します。
雨樋が詰まると、
外壁に雨水がかかり続けて劣化が早まる
という意外な悪影響も。
⑨ エアコンの“フィルター汚れ”
フィルターが詰まっていると暖房効率が低下し、
電気代が1〜2割上がることも。
→ 冬本番前に必ず掃除を!
⑩ 換気扇の“24時間運転”ができているか
冬は“家を締め切りがち”になるため、
換気不足によってカビ・結露が一気に増えます。
浴室・トイレ・脱衣室の換気扇は
基本24時間運転が正解です。
❄️ まとめ
冬は家のトラブルが表に出やすい季節ですが、
今日ご紹介した10項目をチェックするだけで
住まいの寿命を大きく伸ばすことができます。
「うちの給湯器そろそろヤバい?」
「このヒビって放置して大丈夫?」
など、気になることがあればお気軽にご相談ください。
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