家の豆知識

VOL.197 鏡開き・七草粥だけじゃない!日本の“住まいの文化”を感じる冬の習慣

皆さんこんにちは!3代目あっちゃん社長です!

お正月ムードも少し落ち着き、いつもの日常が戻ってきましたね。
皆さんのお家では、鏡開きや七草粥など、日本ならではの行事はされましたか?

冬の日本には、実はこうした“食べ物の行事”だけでなく、
住まいの文化・暮らしの知恵 がたくさん残っています。

今日はその中から、現代の暮らしにも役立つ “冬の住まい文化” をご紹介します。


■ ① すす払い 〜家の大掃除の原点〜

年末の大掃除の由来とも言われる「すす払い」。
昔の日本家屋は囲炉裏や薪ストーブが当たり前で、天井に煤(すす)が溜まるため、毎年12月にしっかり掃除をしていました。

今では煤こそ出ませんが、
● 換気扇の油
● エアコン内部のホコリ
● 床下の湿気
など、“見えない汚れ”が家にたまっていきます。

こうした文化を見ると、
「一年に一度は家をリセットする」
という日本人の感覚は、今の住宅にも大切だなと感じます。


■ ② 小正月(こしょうがつ)と火の文化

1月15日頃には「小正月」があり、
どんど焼きでしめ縄や書き初めを焚く地域もあります。

火は “禊(みそぎ)” の象徴でもあり、
家を清め、災いを遠ざける意味が込められています。

建築の観点から見ると、
● 火に強い素材
● 延焼を防ぐ外壁
● 火災報知器の設置
など「火を恐れつつも、火と共存してきた日本の住まい」が見えてきます。


■ ③ 風を通す文化 〜寒い季節ほど大切〜

昔の日本では、冬でも定期的に窓を開け“風を通す”習慣がありました。

今は気密性の高い住宅が多く、
便利になった反面、
● 結露
● カビ
● シックハウス
などの問題も起こりやすくなっています。

寒いから窓を閉めっぱなし…ではなく、
5分だけ風を通すだけで湿気は大きく変わります。
先人の暮らしは本当に理にかなっています。


■ ④ 寒仕込み(かんじこみ)という“冬の知恵”

味噌や漬物を冬に仕込む「寒仕込み」。
気温が低いほど雑菌が繁殖しにくく、食べ物が長持ちします。

これは建築にも同じことが言えて、
冬は
● シロアリの活動が弱い
● 湿気が少ない
ため、リフォームに適した部位もあるんです。

昔の人の知恵に、
“冬は家のメンテナンスに向いている”
というヒントが隠れているわけです。


■ ⑤ 家族が集まる季節=家と向き合う季節

お正月は年に一度、家族が一番ゆっくり家で過ごす機会。
だからこそ、

● 使いづらいところ
● 寒さを感じる場所
● 老朽化した部分
● 親の家の心配ごと

こうした“家の課題”が見えやすいタイミングでもあります。

日本の冬の習慣は「家と向き合う時間」でもありました。
現代でも、それは変わりません。


■ まとめ 〜文化の中に“良い家づくりのヒント”がある〜

鏡開きや七草粥だけでなく、
冬の日本には「暮らしを整える文化」がたくさんあります。

昔の知恵を現代の住まいに活かすことで、
より快適で、安心で、美しい家がつくれます。

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