年配の方から「階段の上り下りが辛くなってきた」というお話をよく伺います。寝室が2階にある方も多いと思いますが、ご年配の方にとって寝室は階段を使わずにすむ1階にあったほうが暮らしやすいです。
ですが、日本の一般的な住宅では1階に和室があることがほとんどで、寝起きのしやすいベッドが設置しにくい状況です。
築40年 Y様邸ではライフスタイルの変化に伴い、この機会に洋室(フローリング)に変更することになりました。洋室に変更するのに合わせて様々な箇所のリフォームを行いましたのでご紹介させていただきます。
リフォームのポイント
日焼けし古くなった畳を剥がした後、フローリングを貼り付けるための下地を造作し、フローリングにリフォームすることでベットが置ける洋室になりました。
雨漏りの補修を行うために、新たに天井をつくり直しました。
今回は和室天井(和天)からクロス仕上りの天井にリフォームし、部屋全体を明るい印象にすることになりました。
経年劣化による色褪せや染みが出来ていた壁(聚楽壁)の塗り替えを行いました。
実際のリフォーム日程表
- 1日養生、照明・エアコン取り外し、ふすま取り外し(持ち帰り貼り替え)
- 2日解体
- 3~8日大工工事(天井・床組み立てなど)、雨漏り補修
- 9日和室壁の下地塗り
- 10〜11日和室壁の乾燥期間、壁紙工事
- 12日和室壁の仕上げ塗り
- 13~16日和室壁の乾燥期間、ふすま取付
- 17日清掃、お引渡し
参考費用(税込)
仮設工事 | 22,000円 |
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大工工事、雨漏り補修工事 | 211,255円 |
壁紙工事 | 26,400円 |
和室壁塗り替え工事 | 145,579円 |
ふすま貼り替え工事 | 67,133円 |
産業廃棄物処分費 | 30,800円 |
合計 | 503,167円 |
リフォームのきっかけ
家族が独立し、日当たりの良い和室を使わなくなったので、この機会に洋室にしてベッドを置けるようにしたいと思ったのがリフォームのきっかけです。
最初は畳をフローリングにするだけの予定だったのですが、事前調査で2階のバルコニー部分から雨漏りをしていることがわかりました。
「せっかくリフォームをするなら雨漏りをなおすついでに、壁や天井のリフォームまでやってしまったほうがいいですよ。」と担当の方からアドバイスをいただいたので、老後のことを見据えてしっかりとした修繕を行うことにしました。
担当者から一言
木造建築のリフォームが得意な山本工務店では、和室を洋室にリフォームしたいとのご相談を多くいただいております。
ライフスタイルの変化に伴い、お客様が安心して長く暮らせる家造りを、当社リフォームマイスターが専任でお手伝いいたします。
また、事前調査で見つかった問題点を、お客様と一緒に解決するためのアドバイスを行っていますので、ぜひご相談ください。
リフォームのご相談承ります
山本工務店では、経験豊富なリフォームマイスターが専任でプランの作成から施工・お引渡しまで責任を持って担当させていただいております。
ちょっとしたお家の修繕からライフスタイルの変化に伴う大規模リフォームまで、ぜひご相談ください!