「うちは大丈夫」と考えてらっしゃる方が多いと思うのですが、日本の木造住宅はシロアリの被害にとても遭いやすいのが特徴です。
なぜかというと、シロアリは湿った木材を食べて栄養と水分を摂る性質があるので湿気が多い日本の気候と木造建築の住宅が多い日本はシロアリにとってとても暮らしやすい場所だからです。
シロアリの種類にもよりますが、じわじわと木材を食べていくのですぐには気づきにくいのも特徴です。
築15年のI様邸では、玄関の框（かまち）がシロアリ被害でかなり傷んでいましたので、シロアリ調査と被害の修復リフォームを行いましたのでご紹介させていただきます。
リフォームのポイント
調査の結果、框（かまち）の表面まで蟻害(ぎがい)の被害がはっせいしていたので、既存の框を撤去しました。
シロアリ駆除と予防薬の散布をしっかり行い、新たにリフォーム用の框(かまち)建材を利用して修理をいたしました。
玄関脇に新たに作り付けの下駄箱を設置しました。今後は担当のリフォームマイスターが5年に1回の調査を行います。
実際のリフォーム日程表
- 1日床下シロアリ駆除
- 2日養生、框(かまち)解体工事
- 3〜5日框(かまち)取付、玄関タイル補修、壁紙貼り替え
- 6日シューズクローク取付、清掃、お引渡し
参考費用（税込）
| 仮設工事（養生・清掃を含む） | 44,000円 |
|---|---|
| 雑工事（解体など） | 92,400円 |
| 框(かまち)、シューズクローク工事 | 273,405円 |
| 壁紙工事 | 27,500円 |
| タイル工事 | 33,000円 |
| 産業廃棄物処分費 | 38,500円 |
| 諸経費 | 45,595円 |
| 合計 | 554,400円 |
リフォームのきっかけ
I様
玄関の框（かまち）が年々小さい穴が空いてきたなと数年前から思っていたのですが、特に問題はなかったのでそのままにしていました。昨年ぐらいからそれが酷くなってきたので一度相談してみようと思い、山本工務店さんに来てもらいました。
するとこれは経年劣化ではなく、シロアリの被害だと言うことがわかったのです。なおすだけではダメで、シロアリの駆除が必要とのことでとても驚いたのですが、担当の方から「放置しておくと、余計にお金がかかるので早いうちに修繕することをおすすめします」とのアドバイスを受け修理することにしました。
担当者から一言
担当 山本
山本工務店では、家全体のシロアリ調査をしっかり行った上で被害箇所の駆除とリフォームを行っています。
木造建築の住宅にお住まいの方は、定期的な点検と修繕が必要になりますのでぜひご相談ください。
リフォームのご相談承ります
築15年前後になるとご自宅の様々な場所の修繕が必要となります。長く住める家にするためのリフォームを得意としておりますのでぜひご相談ください。