皆さんこんにちは!3代目あっちゃん社長です!
いよいよ寒さが本格的になってきましたね。
この時期になると、現場で気をつけなければならないのが「冬特有の危険」です。
今日は、僕たちが毎年意識している「凍結・転倒防止の心得」についてお話しします。
冬の現場で起こりやすい事故とは
冬は気温が下がるだけでなく、日照時間も短くなり、作業環境が一気に悪化します。
特に多いのが次の3つのトラブルです。
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凍った足場や仮設階段での転倒
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朝露や霜による滑り事故
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凍結による工具や機械の誤作動
どれも「ちょっとした油断」から起こるものばかり。
だからこそ、日々の意識が大切なんです。
凍結・転倒を防ぐための3つの心得
1. 朝イチの「足場チェック」を欠かさない
出勤したらまず、足場や通路の凍結を確認します。
滑りやすい箇所には砂や融雪剤をまくなど、早めの対策を。
特に北側の足場や日陰は、思った以上に凍っています。
2. 靴底の摩耗を見直す
現場用の安全靴も、底がすり減るとグリップ力が落ちます。
冬場だけは「滑り止めタイプ」や「防寒仕様」の靴に変えるのもおすすめです。
実際、靴を変えるだけで転倒リスクは大幅に減ります。
3. 焦らず、慎重に動く
寒いと体がこわばり、思ったより動きが鈍くなります。
焦って走ったり、脚立を一気に上がったりするのは危険です。
「ゆっくり・一歩ずつ・確実に」これが安全作業の基本です。
体の冷えも油断しない
体が冷えると集中力が落ち、判断ミスが増えます。
厚着をするだけでなく、インナーや防寒手袋を工夫しましょう。
特に指先の冷えは作業効率にも影響します。
最近はヒーターベストなどの便利な防寒具も増えているので、
積極的に取り入れていくのもおすすめです。
最後に
冬の現場は、見えない危険がたくさん潜んでいます。
「自分は大丈夫」と思う気持ちが、事故の入口です。
山本工務店では、毎朝のミーティングで安全確認を徹底し、
仲間同士で声をかけ合う“安全文化”を大切にしています。
今年の冬も、事故ゼロを目指して――
全員で安全な現場をつくっていきましょう!
リフォームや現場環境の改善に関するご相談もお気軽にどうぞ。