皆さんこんにちは!3代目あっちゃん社長です!
今日は、冬になると特にご相談が増えるテーマ、
「ヒートショックを防ぐ家づくり!冬の浴室・脱衣所の安全ポイント」
についてお話しします。
寒い冬場、実は家の中で最も事故が起きやすい場所は“浴室・脱衣所”だと言われています。
その原因こそが ヒートショック。
温度差によって血圧が急変し、倒れてしまうケースが全国で後を絶ちません。
特に、香芝市をはじめとする奈良県の冬は底冷えする日も多く、築20年以上のお住まいでは注意が必要です。
■ ヒートショックは「誰でも」起こりうる
「高齢者だけの問題」と思われがちですが、
若い方や健康な方でも急激な温度差で起こり得ます。
特に以下の条件がそろうとリスクが上がります。
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冬の脱衣所が極端に寒い
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浴室がタイル張りで冷えやすい
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追い焚き回数が多く湯温が高め
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熱いお湯が好き
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血圧に不安がある
実際、冬の事故の多くが「温度差」によるものです。
■ 今日からできるヒートショック予防の“生活ポイント”
● ① 浴室に入る前に「脱衣所を暖める」
暖房機器の持ち込みは危ないので、
・脱衣所用の小型セラミックファンヒーター
・壁掛け暖房
などを使うと安全です。
● ② シャワーを2〜3分流して浴室を予熱する
浴室全体の冷気が和らぎ、温度差が減るだけで事故リスクがグッと低下します。
● ③ 湯温は41℃以下に設定
熱すぎる温度は血圧の乱高下を招きます。
40〜41℃が最も安全かつ快適です。
● ④ 入浴前後に“水分補給”
冬は脱水リスクが気づきにくく、血液がドロっとしやすくなります。
■ 家のつくりで防ぐ!冬の浴室・脱衣所の安全ポイント
● ① 浴室暖房乾燥機の設置
“入る前に浴室が暖かい”というのが最大の安全対策。
最新の浴室暖房は立ち上がりも早く、乾燥・換気・暖房の1台3役で人気です。
● ② 脱衣所・洗面室の断熱&暖房
脱衣所の温度が10℃以下の場合、ヒートショックの危険が高まります。
対策としては、
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内窓で冷気をカット
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床下の断熱強化
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温風ヒーターの設置
などがあります。
● ③ 浴室のリフォーム(ユニットバス化)
タイルのお風呂は“冷えやすさ”が最大のデメリット。
ユニットバスに変えるだけで、
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床がヒヤッとしにくい
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保温性が高い
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掃除がラク
と、安全性が一気に向上。
寒い家ほど、効果を実感しやすい工事です。
● ④ 洗面所・脱衣所の窓に“内窓”を
窓からの冷気は脱衣所の冷えの大きな要因。
内窓をつけることで温度差が減り、暖房効率もアップします。
■ まとめ:冬の“見えない危険”を住まいでしっかり防ぐ
ヒートショックは、
・「家が寒い」
・「温度差が大きい」
これだけで誰にでも起こり得ることです。
でも逆に言えば、
“家の作り”と“少しの習慣”でしっかり防げる事故でもあります。
ご家族の安心のためにも、
「この家、冬はちょっと寒いな…」
という方はぜひ一度ご相談ください。
浴室リフォーム、脱衣所の暖房、内窓工事など、
お住まいに合わせて最適な対策をご提案します!