家の豆知識

VOL.311 床のきしみ・沈みは放置して大丈夫?|原因と修理が必要なサイン

皆さんこんにちは!3代目あっちゃん社長です!

今回は、戸建て住宅でよくご相談いただく「床のきしみ」や「床の沈み」についてお話しします。

歩くたびに「ミシッ」「ギシギシ」と音がしたり、床の一部が少し沈むように感じたりしても、「古い家だから仕方ない」「まだ普通に歩けるから大丈夫」と、そのままにしている方も多いのではないでしょうか。

しかし、床の異変は表面だけの問題ではなく、床下の下地材や構造部分、湿気、シロアリなどが関係していることもあります。

香芝市や葛城市、大和高田市など奈良県内で築年数の経った戸建てにお住まいの方は、床から出ている小さなサインを見逃さないことが大切です。

床がきしむ主な原因

床のきしみとは、歩いたときに床材や下地材がこすれ合い、音が鳴る状態です。

必ずしもすぐに危険というわけではありませんが、原因によって必要な対応は変わります。

1.床材同士がこすれている

フローリングは、気温や湿度の変化によってわずかに伸び縮みします。

その結果、床材同士がこすれたり、床材と釘がこすれたりして音が出ることがあります。

特に梅雨時期や冬場など、季節によって音の大きさが変わる場合は、湿度の影響も考えられます。

2.床材と下地の間に隙間ができている

床材の下には、合板などの下地材があります。

経年劣化によって接着剤の効きが弱くなったり、固定している釘が緩んだりすると、床材がわずかに動いて音が鳴ることがあります。

新築から年数が経過した住宅では、比較的よく見られる症状です。

3.床下の木材が劣化している

床を支えている根太や大引きと呼ばれる木材が、湿気や結露によって傷んでいる可能性もあります。

木材が弱くなると、床を踏んだときにたわみやすくなり、きしみ音だけでなく沈みも感じるようになります。

床が沈む場合は早めの確認が必要

床のきしみだけでなく、踏んだときにフワフワする、柔らかく感じる、部分的に沈む場合は注意が必要です。

床の沈みには、次のような原因が考えられます。

床下地の劣化

床材の下にある合板が、湿気や経年劣化によって弱くなると、踏んだときに沈みやすくなります。

洗面所や脱衣所、キッチン、トイレなど、水を使う場所の近くでは特に起こりやすい症状です。

シロアリによる被害

床下の木材がシロアリに食べられていると、見た目には分かりにくくても、内部の強度が大きく低下していることがあります。

床が沈む、柱の根元が傷んでいる、床下が湿っぽいという場合は、シロアリ被害の可能性も含めて確認する必要があります。

水漏れや雨漏り

給排水管からの水漏れや、外壁・屋根から入った雨水が床下に回っているケースもあります。

漏水が長期間続くと、床材だけでなく、床下の木材まで腐食してしまうことがあります。

表面の床だけを張り替えても、原因を直さなければ再び傷んでしまうため、原因調査が重要です。

放置してもよい床と、修理が必要な床の違い

床が少しきしむだけで、沈みや傾きがなく、音の範囲も広がっていない場合は、緊急性が低いこともあります。

一方で、次のような症状がある場合は、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。

・歩くと床が大きく沈む
・床がフワフワしている
・きしむ範囲が徐々に広がっている
・床の表面が変色している
・洗面所やキッチン周辺で異変がある
・床下からカビ臭いにおいがする
・建具やドアが閉まりにくくなった
・床に傾きを感じる

特に、沈みや傾きがある場合は、床材だけではなく、床下の構造部分に問題が起きている可能性があります。

床の修理方法は状態によって変わる

床の修理といっても、すべての床を張り替えるとは限りません。

原因や劣化範囲に応じて、修理方法を判断します。

部分的な補修

きしみの原因が軽微な場合は、床材の固定や接着剤の注入などで改善できることがあります。

ただし、表面からの補修だけでは根本的に直らないケースもあるため、状態の見極めが必要です。

床材の重ね張り

既存の床が比較的しっかりしている場合は、現在の床の上から新しい床材を張る「重ね張り」ができることがあります。

解体工事を抑えやすく、工期や費用を抑えられる点がメリットです。

ただし、床下地が腐っていたり沈んでいたりする場合には適していません。

床の張り替え

床材や下地が傷んでいる場合は、既存の床を撤去して張り替えます。

下地の状態を直接確認できるため、腐食した合板や木材を交換し、必要に応じて断熱材の入れ替えや床下の湿気対策も行えます。

床下の構造補強

根太や大引き、束など、床を支える構造材が傷んでいる場合は、補強や交換が必要です。

床の傾きや大きな沈みがある場合には、表面だけでなく床下全体を確認することが大切です。

自分で直す前に原因確認を

ホームセンターなどでは、床のきしみを抑える補修材も販売されています。

軽い症状であれば一時的に改善することもありますが、床下に腐食やシロアリ被害がある場合、表面だけを補修しても根本的な解決にはなりません。

むやみにビスや釘を打つと、床下の配管や電気配線を傷つける可能性もあります。

特に床の沈みを感じる場合は、DIYで済ませようとせず、一度床下まで確認してもらう方が安心です。

まとめ

床のきしみや沈みは、単なる経年劣化の場合もあれば、湿気、水漏れ、木材の腐食、シロアリ被害などが隠れている場合もあります。

大切なのは、音だけで判断せず、沈みや変色、におい、傾きなど、ほかの症状も合わせて確認することです。

早めに原因を確認すれば、部分補修で済む可能性も高くなります。

反対に、長期間放置すると、床下の構造材まで傷み、修理範囲や費用が大きくなることもあります。

株式会社山本工務店では、香芝市を中心に、葛城市、大和高田市、広陵町、橿原市など奈良県内で、床の補修や張り替え、床下の点検を含む住宅リフォームのご相談を承っています。

「最近、床がきしむようになった」「一部だけ沈む感じがする」「張り替えが必要か見てほしい」という方は、症状がひどくなる前にお気軽にご相談ください。

リフォームについてのご相談・お問い合わせはこちらからどうぞ。
https://yamamotokoumuten.co.jp/renovate/

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