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VOL.328 床がギシギシ鳴る原因は?|放置してよい音と修理が必要な症状

皆さんこんにちは!3代目あっちゃん社長です!

家の中を歩いたときに、床から「ギシギシ」「ミシッ」と音が鳴ることはありませんか?

床鳴りは、木材の乾燥やわずかなこすれによって起こることもあり、音がするだけですぐに危険とは限りません。

しかし、床が沈む、傾いている、湿気やカビ臭さがある場合は、床下の腐食やシロアリ被害、構造材の不具合が隠れている可能性があります。

今回は奈良県香芝市の株式会社山本工務店が、床がギシギシ鳴る主な原因と、様子を見てもよいケース、早めに修理した方がよい症状について解説します。

床がギシギシ鳴る「床鳴り」とは?

床鳴りとは、床の上を歩いたときなどに音が発生する状態です。

音の種類も住宅によって異なります。

  • ギシギシ
  • ミシミシ
  • キュッキュッ
  • パキッ
  • ポコポコ

床材や下地材などがわずかに動き、材料同士がこすれたり、固定部分に力がかかったりすることで音が発生します。

床鳴りの原因は表面のフローリングだけとは限りません。フローリングの下にある合板や根太、大引、床束などが関係している場合もあります。

そのため、音が鳴っている場所だけを見ても、本当の原因が分からないことがあります。

床がギシギシ鳴る主な原因

1.フローリングの伸び縮み

木質系のフローリングは、室内の湿度によってわずかに伸び縮みします。

湿度が高い時期には木材が膨張し、乾燥する時期には収縮します。その変化によって床材同士がこすれ、音が鳴ることがあります。

特に、梅雨や夏だけ鳴る、暖房を使う冬だけ鳴るなど、季節によって音が変化する場合は、湿度の影響が考えられます。

床に沈みや傾きがなく、季節によって一時的に音がする程度であれば、急いで大がかりな修理をしなくてもよいケースがあります。

2.フローリングと下地材の間に隙間がある

フローリングの下には、床を支えるための下地材があります。

経年変化や施工時の接着不足などによってフローリングと下地の間に隙間ができると、歩くたびに床材が上下して音が鳴ります。

床の一部分を踏んだときだけ「ミシッ」と鳴る場合は、このような隙間が原因かもしれません。

状態によっては、床を全面的に張り替えず、音が鳴る部分を固定したり、隙間を補修したりすることで改善できる場合があります。

3.釘やビスの緩み

床材や下地材を固定している釘やビスが緩むと、歩いたときに材料が動いて音が発生します。

新築時にはしっかり固定されていても、長年にわたって床に荷重がかかることで、固定部分にわずかな緩みが生じることがあります。

音の場所と下地の位置を確認し、適切に固定し直すことで床鳴りが収まるケースもあります。

ただし、床の上からむやみに釘やビスを打つと、フローリングを傷つけたり、床下の配管や配線に影響したりする危険があります。

4.床下の木材に隙間や緩みがある

床は、フローリングと合板だけで支えられているわけではありません。

一般的な木造住宅では、その下に根太、大引、床束などの部材があります。これらの接合部分に隙間や緩みができると、床全体がわずかに動いて音が鳴ります。

床下へ入れる住宅であれば、下から状態を確認して補強や調整を行えることがあります。

反対に、床下へ入れない構造では、床材を一部めくって確認しなければならない場合もあります。

5.床束の浮きや沈み

床束とは、床を下から支える部材です。

地面や床下のコンクリートと床組みの間に設置され、上からかかる荷重を支えています。

床束が浮いている、緩んでいる、沈んでいるといった状態になると、歩いたときに床が動き、床鳴りや沈みが発生することがあります。

床束の調整や追加、床下からの補強によって改善できる可能性がありますが、床が沈んだ原因まで確認することが大切です。

6.湿気による腐食

床下の換気が悪い住宅や、水漏れを起こしている住宅では、床を支える木材が湿気によって傷んでいることがあります。

特に注意したいのは、次のような場所です。

  • 浴室や洗面所の入口
  • キッチンや洗面台の周辺
  • トイレの床
  • 日当たりや風通しが悪い部屋
  • 過去に水漏れした場所
  • 雨漏りが発生している外壁付近

床鳴りだけでなく、床が柔らかい、踏むと沈む、カビ臭いといった症状がある場合は、下地材や構造材が腐食している可能性があります。

表面のフローリングだけを直しても、内部の腐食を残していては根本的な修理になりません。

7.シロアリ被害

シロアリが床下の土台や大引、根太などを食害すると、床を十分に支えられなくなることがあります。

初期段階では床鳴りだけだったものが、被害の進行によって床の沈みや傾きにつながる可能性もあります。

次のような兆候がある場合は注意が必要です。

  • 床を踏むとフワフワする
  • 柱や敷居をたたくと空洞のような音がする
  • 床下や基礎に土でできた筋がある
  • 家の中や周辺で羽アリを見かけた
  • 浴室や洗面所付近の床が弱くなっている

シロアリ被害が疑われる場合は、床の補修だけでなく、防蟻処理や被害範囲の確認も必要です。

放置してもよい可能性がある床鳴り

次のような状態であれば、すぐに危険という可能性は比較的低いと考えられます。

  • 床の沈みや傾きがない
  • 音が鳴る範囲が小さい
  • 特定の季節だけ音がする
  • 新しいフローリングがなじむ途中である
  • 音以外の症状がない
  • 音が以前からほとんど変化していない

ただし、床鳴りの原因は外から見ただけでは判断できないことがあります。

「放置して大丈夫」と自己判断するのではなく、音が大きくなる、鳴る範囲が広がるといった変化がないか確認しておきましょう。

気になる場所をテープなどで印しておき、いつから、どの季節に、どの程度鳴るのか記録しておくと、点検時に原因を判断しやすくなります。

早めに点検・修理した方がよい症状

床鳴りに加えて、次のような症状がある場合は早めの点検をおすすめします。

床を踏むと沈む・フワフワする

床が目に見えて沈む場合は、フローリングや下地材が傷んでいる可能性があります。

特に水まわり付近では、水漏れや湿気によって合板が弱くなっていることがあるため注意が必要です。

床鳴りの範囲が広がっている

以前は一か所だけだった音が、徐々に周囲へ広がっている場合は、下地材の劣化や固定部分の緩みが進んでいる可能性があります。

音が大きくなった場合も、一度状態を確認した方が安心です。

床が傾いている

床に物を置くと転がる、室内を歩くと傾きを感じる、ドアが勝手に開閉するといった場合は、床だけではなく建物全体の状態を調べる必要があります。

床束や床組みの不具合のほか、地盤沈下や建物の傾きが関係している可能性もあります。

水漏れやカビ臭さがある

床鳴りがする場所の近くで水漏れやカビ臭さがある場合は、床下が湿っているかもしれません。

キッチンや洗面台の収納内、トイレの便器周辺、浴室の入口なども確認してください。

シロアリの兆候がある

床の沈みや羽アリ、蟻道などが見つかった場合は、早めに専門業者へ相談しましょう。

被害が進むと、表面の床材だけでなく、床下の構造材まで交換や補強が必要になることがあります。

床鳴りはどのように修理する?

床鳴りの修理方法は、原因や床の構造によって異なります。

主な方法には次のようなものがあります。

  • フローリングの継ぎ目を調整する
  • 床材と下地の隙間を補修する
  • 釘やビスで固定し直す
  • 床下から根太や大引を補強する
  • 床束を調整・追加する
  • 傷んだ合板や木材を交換する
  • フローリングを部分的または全面的に張り替える
  • シロアリ駆除や防蟻処理を行う

軽い床鳴りであれば部分補修で改善できることもあります。

一方、腐食やシロアリ被害がある場合は、表面だけではなく、傷んだ部分を撤去して下地から修理する必要があります。

大切なのは、最初から床の全面張り替えを決めるのではなく、まず音の原因と傷みの範囲を確認することです。

市販の床鳴り補修材を使っても大丈夫?

ホームセンターなどでは、床の隙間に注入する床鳴り用の補修材が販売されています。

床材同士の軽いこすれが原因であれば、改善する可能性があります。しかし、すべての床鳴りに使えるわけではありません。

原因が下地材の浮きや床束の緩み、腐食、シロアリ被害だった場合、補修材を入れても根本的な解決にはなりません。

また、床暖房が設置されている床や、床下に配管が通っている場所へ不用意に釘やビスを打つのは危険です。

DIYで対応する場合でも、床の構造や原因が分からないときは無理に作業せず、専門業者に確認してもらいましょう。

床鳴りを見つけたときの確認ポイント

床がギシギシ鳴ったら、次の点を確認しておくと原因を絞り込みやすくなります。

  1. いつから鳴り始めたか
  2. どの場所を踏むと鳴るか
  3. 季節や天候によって変化するか
  4. 床の沈みや傾きがあるか
  5. 近くにキッチン・浴室・トイレがあるか
  6. 過去に水漏れしたことがあるか
  7. 羽アリや蟻道を見たことがあるか
  8. 最近、音の範囲が広がっていないか

スマートフォンで音や床の動きを動画に残しておくのも有効です。

点検を依頼するときに「この場所を踏むと鳴る」と具体的に伝えられるため、調査がスムーズになります。

音だけでなく、床の状態まで確認しましょう

床がギシギシ鳴る原因には、木材の伸び縮みのように緊急性が低いものもあれば、床下の腐食やシロアリ被害のように早めの修理が必要なものもあります。

判断するときの重要なポイントは、床鳴り以外の症状があるかどうかです。

音だけで床の沈みや傾きがなければ、しばらく様子を見られる場合があります。しかし、床がフワフワする、音の範囲が広がる、水まわり付近で鳴る、カビ臭いといった場合は、床下まで確認した方が安心です。

株式会社山本工務店では、香芝市を中心に、葛城市、大和高田市、広陵町など奈良県内で、床鳴りの調査や床の補修、フローリングの張り替えに対応しています。

「音だけなので相談してよいか分からない」
「床を踏むと少し沈む」
「床下の腐食やシロアリが心配」

このような場合も、まずは現在の状態を確認し、必要な修理方法をご提案します。

床鳴りや床のリフォームに関するご相談は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

https://yamamotokoumuten.co.jp/renovate/

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