家の豆知識

vol.187 冬のリビングを快適に!“床断熱”の重要性とチェック方法

皆さんこんにちは!3代目あっちゃん社長です!

今日は、冬のお悩みの中でも特に多いテーマ、
「冬のリビングを快適に!“床断熱”の重要性とチェック方法」
についてお話しします。

「エアコンはついてるのに足元だけ寒い…」
「こたつがないと過ごせない」
「床が冷たくて子どもが風邪ひきそう」

こんな声、香芝市でも築20〜30年のお住まいからよくいただきます。
実はこれ、“床断熱の不足”が原因になっているケースが非常に多いんです。


■ 床が冷える本当の理由


● ① 古い家は床下断熱材が“そもそも薄いor入っていない”

昔の断熱基準は今ほど厳しくありません。
昭和〜平成初期の住宅では、
・断熱材が薄い
・部分的に入っていない
・劣化して隙間ができている
ということがよくあります。


● ② 床下の隙間から“冷気が入り込みやすい”

床下は外気に近いため、冬はかなり冷え込みます。
その冷たい空気が床材を通して伝わるため、
暖房を入れても足元だけが冷えてしまうわけです。


● ③ フローリングが“直接冷気を伝えやすい”

無垢材や合板フローリングは、
カーペットに比べて冷たさを感じやすい素材です。


■ 床断熱が弱いと起きる問題

  • 足元が冷えて体調を崩しやすい

  • 暖房を強くするため光熱費が上がる

  • 結露やカビが発生しやすい

  • 家全体の“快適性”が大きく下がる

特に小さなお子さんや高齢の方がいるご家庭では、
「床の冷たさ」は健康にも影響します。


■ 自分でできる!床断熱の“かんたんチェック方法”


● ① 床の温度を触って比べてみる

外壁側(窓際や壁際)が、
部屋の中心より明らかに冷たい場合、断熱不足の可能性が高いです。


● ② 朝起きたときの“床の冷たさ”を確認

夜間に暖房を切った後、
床がキンキンに冷えている場合は床下から冷気が上がっています。


● ③ 床下に潜れる場合は“断熱材の有無”をチェック

  • ところどころ入っていない

  • 落ちている

  • 黒カビがついている
    こういった状態が結構あります。


● ④ エアコンをつけても足元だけ寒い

これ、ほぼ確実に床断熱が弱いサイン。
暖かい空気は上に溜まるので、床の断熱が弱いと寒さが消えません。


■ 床断熱を改善するおすすめ工事


● ① 床下断熱材の追加・入れ替え(コスパ最強)

床を剥がさずに床下から断熱材を施工できるため、
費用を抑えつつ効果がしっかり出る人気の工事です。

  • 施工性◎

  • 冬の暖かさ改善◎

  • 工期も短い(半日〜1日程度)

築20年以上のお住まいなら、まずはココから。


● ② 床の張り替え+断熱材の強化

床が傷んでいる場合や、
デザインも変えたい方におすすめ。

  • デザインが一新される

  • 断熱性能が大幅にアップ

  • ついでに床鳴りも解消できる


● ③ 床暖房の導入(快適性はダントツ)

快適性で言えば最強ですが、
費用は少し高め。

  • リビングだけ

  • キッチンだけ

  • 洗面所だけ

部分的に入れる方も多いです。


■ 床断熱で得られる“冬のメリット”

  • 足元がポカポカして快適

  • エアコンの温度を下げても暖かい

  • 光熱費が下がる

  • 結露やカビが減る

  • 家の寿命が延びる

とにかく「毎日の快適さ」が大きく変わります。
冬だけでなく、夏場の底冷え・湿気対策にも効果があります。


■ まとめ:床断熱は“冬の快適さ”の土台になる

床の冷たさは、
放っておいても勝手に良くなることはありません。

でも、
・床下断熱の追加
・床材の見直し
・床暖房の導入
など、家に合わせた対策で確実に改善できます。

「冬のリビングがとにかく寒い」
「暖房をいくらつけても足元が冷たい」
「断熱を強化したい」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
現地の床下・断熱状況をチェックして、
最適な改善方法をご提案します!

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