リフォームの豆知識

VOL.348 実家のリフォーム、何から始める?|親が元気なうちに考えたい住まいの見直し

皆さんこんにちは!3代目あっちゃん社長です!

実家に帰ったとき、「玄関の段差が高いな」「お風呂が寒いな」と気になったことはありませんか?

親に聞いても「まだ大丈夫」「昔からこうやから」と言われ、そのままになっていることもあると思います。

ただ、暮らしに不便が出てから急いで工事を考えると、十分に相談する時間が取れない場合もあります。親が元気なうちに、本人の希望を聞きながら少しずつ考えておくことが大切です。

今回は、香芝市・大和高田市・王寺町などで実家のリフォームを検討している方へ、住まいを見直す順番をご紹介します。

■ 最初にするのは、工事の話より「暮らしの話」

子どもの目線では不便に見えても、親にとっては長年慣れ親しんだ住まいです。

いきなり「ここを直した方がいい」と話すより、まずは普段の生活について聞いてみましょう。

  • 掃除や洗濯で、面倒に感じていることはないか
  • 立ち上がるときや靴を履くとき、何かにつかまっていないか
  • 寒さや暗さを我慢している場所はないか
  • 高い棚の物を取るために、踏み台を使っていないか

「困っていることはない?」だけでは出てこなかった話も、具体的な場面を聞くと見えてくることがあります。

住む本人が楽になることと、本人が納得できること。その両方を大切にしたいですね。

■ 優先したいのは、毎日使う場所

実家全体を一度にリフォームしようとすると、費用も検討する内容も大きくなります。まずは、毎日使う場所から確認してみましょう。

玄関なら、上がり框の段差や靴を脱ぎ履きする場所。トイレなら、立ち座りのしやすさや出入口。浴室・脱衣所なら、出入りのしやすさや寒さなどが確認のポイントです。

廊下や寝室では、夜中にトイレへ行く経路にも目を向けてください。照明のスイッチが遠い、通り道に家具や荷物があるといった不便が隠れていることもあります。

家具の配置や収納場所を変えることで改善できる部分と、工事が必要な部分を分けて考えると、優先順位を整理しやすくなります。

■ 手すりは「とりあえず付ける」を避ける

実家のリフォームで、最初に思い浮かぶもののひとつが手すりではないでしょうか。

ただし、手すりは付いていればよいわけではありません。立ち上がるためなのか、段差を上がるためなのかによって、使いやすい位置や向きが変わります。

本人に実際の動作をしてもらい、どこに手を伸ばすかを確認することが大切です。また、取り付ける壁に十分な下地があるかも調べる必要があります。

扉の開閉や通行の邪魔にならないかも含めて、現地で検討しましょう。

■ 古い家は、見た目以外の状態も確認

壁紙や設備をきれいにする前に、雨漏りの跡や床の傷み、水漏れなどがないかも確認しておきたいところです。

例えば、床がぶよぶよしている場合、表面の床材だけではなく、下地にも傷みがあるかもしれません。原因を確認せずに仕上げだけを新しくすると、必要な修繕が残ってしまいます。

建物の傷みを直す工事、日常の不便を減らす工事、見た目を整える工事を整理すると、予算をどこに使うべきか判断しやすくなります。

■ 工事中の暮らしまで考えておく

住みながら実家をリフォームする場合は、完成後だけでなく工事中の生活も大切です。

トイレやお風呂が使えない期間はあるのか、家具や荷物を誰が移動するのか、工事中に落ち着いて過ごせる部屋を確保できるか。こうした点も、見積もりと一緒に確認しておきましょう。

親だけに片付けや業者とのやり取りを任せず、家族で役割を決めておくと進めやすくなります。費用を誰が負担するかも、契約前に話し合っておきたいところです。

■ 「まだ元気な今」は、希望を聞けるタイミング

実家のリフォームは、古いものをすべて新しくすることが目的ではありません。

残したい部屋や家具、庭の楽しみなど、親が大切にしているものを聞いたうえで、負担になっている部分を整えていく。その考え方が、納得できるリフォームにつながります。

株式会社山本工務店では、香芝市・大和高田市・王寺町など、奈良県内の住まいの修繕・リフォームをご相談いただけます。

「親と一緒に家を見ながら相談したい」「予算の中で優先する工事を整理したい」など、具体的な工事内容が決まっていない段階でもお気軽にご相談ください。

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