壊れる前になおす

VOL.367 屋外の水道管、冬の準備はできていますか?|保温材の劣化と凍結対策

皆さんこんにちは!3代目あっちゃん社長です!

10月も後半に入り、朝晩はぐっと冷え込むようになってきましたね。

香芝あたりでも、朝は上着がほしい日が増えてきました。

この時期になると、

「去年の冬、朝に水が出なくて焦った」
「給湯器の下の配管、巻いてあるテープがボロボロになってる」
「凍結って、奈良でも本当に起こるの?」

といったお声をいただくことがあります。

今回は、冬が来る前に確認しておきたい屋外の水道管の凍結対策と、保温材の劣化チェックをご紹介します。

奈良でも水道管は凍るの?

「雪国じゃないから大丈夫」と思われがちですが、奈良盆地は冬の朝の冷え込みが意外と厳しい地域です。

一般的に、外気温がマイナス4℃前後まで下がると水道管の凍結が起こりやすいと言われています。

特に注意したいのは、

・北側や日の当たらない場所にある配管
・風が吹き抜ける場所にむき出しになっている配管
・給湯器につながっている配管
・屋外の立水栓や散水栓

といった場所です。

毎年凍るわけではなくても、「強い寒波が来た年だけ凍った」というケースは珍しくありません。

保温材がボロボロになっていませんか?

屋外の配管には、凍結を防ぐために「保温材」が巻かれていることが多いです。

ただ、この保温材は紫外線や雨風にさらされているため、年数が経つと少しずつ傷んできます。

こんな状態になっていたら要注意です。

・表面のテープが剥がれてめくれている
・保温材が割れて中の配管が見えている
・触るとポロポロ崩れる
・鳥につつかれて穴が開いている

保温材がない状態の配管は、冷たい外気に直接さらされることになります。

見た目は小さな傷みでも、冬の凍結リスクはぐっと上がってしまいます。

凍結するとどうなる?

水道管が凍ると、まず「水やお湯が出ない」という状態になります。

朝の忙しい時間に顔も洗えない、お湯も使えない……というのは本当に困りますよね。

さらに怖いのが、凍った水が膨らんで配管や給湯器の部品が破損してしまうケースです。

破損した場合、気温が上がって氷がとけたあとに水が噴き出してくることもあります。

そうなると、配管や部品の修理が必要になり、寒波のあとは修理の依頼が集中して、すぐに対応してもらえないことも考えられます。

寒波が来た翌朝は「お湯が出ない」というお電話が続けて入ることがあります。うかがってみると、給湯器の下の配管の保温材がボロボロになって、配管がむき出しになっていたというケースがほとんどです。

ご自宅でできる凍結対策

強い冷え込みが予想される夜には、次のような対策が効果的です。

・屋外の配管に保温材やタオルを巻き、ビニールで覆って濡れないようにする
・就寝前に蛇口から少量の水を出しっぱなしにしておく
・給湯器の電源プラグは抜かずにおく(凍結予防機能が付いている機種が多いため)
・使っていない立水栓は、水抜きができるタイプなら水抜きをしておく

なお、凍ってしまった配管に熱湯をかけるのは避けてください。

急な温度変化で配管が破損するおそれがあります。

給湯器の凍結予防機能や水抜きの方法は機種によって違いますので、取扱説明書もあわせて確認してみてください。

保温材の巻き直しは「壊れる前」がおすすめ

山本工務店が大切にしている考え方に、「壊れる前になおす」があります。

水道管の凍結対策は、まさにその代表例です。

保温材の巻き直しは、配管が破損してからの修理に比べると、工事の規模も小さく済むことがほとんどです。

給湯器の点検や交換のタイミングに合わせて、まわりの配管の保温材も一緒に見直しておくと安心です。

 

水道メーターまわりや立水栓も忘れずに

意外と見落としがちなのが、地面の中にある水道メーターのボックスや、お庭の立水栓です。

メーターボックスの中は外気の影響を受けやすく、ふたが割れていたり、すき間があいていたりすると冷気が入り込みます。

発泡スチロールの保温材を入れたり、割れたふたを交換したりするだけでも、凍結のしにくさは変わってきます。

また、お庭の立水栓は配管が地上に出ている分、冷え込みの影響を受けやすい場所です。

冬の間ほとんど使わないのであれば、水抜き栓を付けておくのも一つの方法です。

特に、

・築15年以上で、配管の保温材を交換したことがない
・給湯器を10年以上使っている
・北側に給湯器や水道メーターがある
・過去に一度でも凍結したことがある

というお家は、本格的な冬が来る前に一度点検しておくことをおすすめします。

冬本番の前にご相談ください

創業70年以上、地元香芝で住まいを見てきた工務店として、「寒波が来てから慌てる」よりも「秋のうちに備える」ことを大切にしています。

香芝市をはじめ、葛城市・大和高田市など奈良県内で、

「配管の保温材が傷んでいる気がする」
「去年の冬に水が出なくなったことがある」
「給湯器まわりをまとめて見てほしい」

という方は、山本工務店までお気軽にご相談ください。

お住まいに合った方法を一緒に考えさせていただきます。

リフォームのご相談・お問い合わせはこちらからどうぞ。

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